柳生吉田こどもクリニック

予防接種自費料金表

2025.01.21

    予防接種自費料金表  令和6年11月改定

ワクチン等の種類料金(1回あたり)
DPT  三種混合ワクチン¥4,500
DT      二種混合ワクチン¥4,000
DPT-IPV   四種混合ワクチン¥9,500
DPT-IPV-Hib五種混合ワクチン¥18,000
IPV 不活化ポリオワクチン¥9,000
破傷風トキソイド¥3,500
麻疹ワクチン¥7,000
風疹ワクチン¥7,000
麻疹風疹(MR)ワクチン¥12,000
日本脳炎ワクチン¥6,000
ツベルクリン反応¥3,000
水痘ワクチン¥9,500
おたふくかぜ(ムンプス)ワクチン¥7,200 ※
ヒブ(Hib)ワクチン¥8,200
20(or15)価肺炎球菌結合型ワクチン¥12,500
子宮頸がんワクチン (9価ヒトパピローマウイルスワクチン:シルガード9®)1,2,3回目とも¥33,000      (4価は¥16,500)
B型肝炎ワクチン¥5,500
A型肝炎ワクチン¥7,800
狂犬病ワクチン¥13,700
不活化インフルエンザワクチン1,2回目とも ¥4,500
ロタウイルス   Rotarix  (2回) ワクチン      RotaTeq (3回)                    ¥14,500 ¥10,000
新型コロナワクチン(高齢者定期接種以外)¥15,000
公費外乳児健診¥4,500

※ おたふくかぜ(ムンプス)ワクチンについては仙台市では助成があり,当院に規定の予診票がありますので,来院してから御記入いただきます.満1歳から3歳未満のお子さんが対象です.窓口での自己負担は¥2,500です.仙台市以外の自治体にお住まいの方は,自治体によって助成の方法,額が異なります.おたふくかぜとそのワクチンの説明をお読みになり,予診票をダウンロードして御利用ください.

おたふくかぜ(流行牲耳下腺炎,厶ンブス)とそのワクチンの説明
1.おたふくかぜ:おたふくかぜはムンプスウィルスによっておこります.患者の唾液が 感染源で,飛沫(ひまつ)感染が主ですが,患者との直接・間接の接触による感染もあります.感染力がある期間は明らかな症状を示す6日前頃からその後約10日.不顕性感染(ふけんせいかんせん:症状がなくてもかかっている状熊)でも感染カがあります.潜伏期間(2〜3 週,多くは約18日)の後,耳下腺のはれと痛みを主症状として発症します.耳下腺のはれは片側もしくは両側に認められ,その持続は3〜7日,長い場合には約10日に及びます.発熱は一般には38℃前後で数日程度です.思春期以降の成人が感染すると,時に睾丸炎や卵巣炎を起こします.髄膜炎は合併症として珍しくなく,高頻度に発生します.経過中の高熱,頭痛,嘔吐は髄膜炎を疑う症状です.おたふくかぜによる難聴は高度で,正確な発生頻度はわかっていませんが,患者2,000〜3,000人に1人程度に起こるようです.難聴の多くは片側性ですが回復が困難です.その他,膵臓炎,血小板減少性紫斑病,糖尿病,心筋炎,関節炎,乳腺炎,甲状腺炎,発疹などが見られることがあります.

  1. おたふくかぜワクチン:生ワクチンで,接種者の約8割で発病阻止効果があります.
  2. おたふくかぜワクチンの副反応:副反応として,まれですがショックを起こしたという報告があります.ワクチンに由来すると疑われる無菌性髄膜炎は1,200人接種に1人 程度,急性血小板減少性紫斑病は100万人接種に1人程度,まれに難聴,精巣炎の報告がありますが,いずれもおたふくかぜの自然感染よりはるかに少ない頻度です.接種後に発熱,耳下腺のはれ,注射部位の発赤,はれを認めることがありますが,軽く一時的です.

ムンプスワクチン予診票(仙台市以外)